坪単価とは?計算方法と土地価格の見方
「坪単価」は土地や不動産の価格水準を比較するための基本単位です。 このページでは坪単価の定義から計算方法、実際の活用方法まで解説します。
坪単価の定義(1坪=3.3㎡)
「坪(つぼ)」は日本古来の面積単位です。現在は㎡(平方メートル)が法定単位ですが、 不動産業界では今も「坪単価」が広く使われています。
基本換算
1坪
≈ 3.3058 ㎡
1㎡
≈ 0.3025 坪
100㎡
≈ 30.25 坪
坪単価が使われる場面
- ▍土地の売買価格の比較(「このエリアの土地は坪100万円」など)
- ▍建築費の比較(「坪単価80万円の注文住宅」など)
- ▍マンションの価格水準の比較(「都心のマンションは坪300万円超」など)
- ▍路線価・固定資産税評価額の計算
坪単価の計算方法(具体例付き)
① ㎡単価から坪単価への変換
基本公式
坪単価(円/坪) = ㎡単価(円/㎡) × 3.3058
㎡単価 × 3.3058 = 坪単価
具体例:㎡単価 30万円/㎡の場合
30万円/㎡ × 3.3058 ≈ 99.2万円/坪
≈ 約99万円/坪
② 物件価格から坪単価を計算する
基本公式
坪単価 = 物件価格 ÷ 土地面積(㎡) × 3.3058
価格 ÷ 面積(㎡) × 3.3058
具体例:5,000万円・150㎡の土地
5,000万円 ÷ 150㎡ × 3.3058 = 33.3万円/㎡ × 3.3058 ≈ 110万円/坪
≈ 約110万円/坪
全国の坪単価の目安(参考)
東京都心(港区・千代田区等)
800〜3,000万円/坪以上
東京23区外縁・横浜・大阪市内
200〜500万円/坪
政令指定都市の住宅地
50〜200万円/坪
地方都市の中心部
20〜80万円/坪
地方・農村部
1〜20万円/坪
※ 国土交通省取引価格情報をもとにした参考値。エリア・立地・時期により大きく異なります。
坪単価が高い・低いエリアの特徴
坪単価が高いエリアの特徴
- ✓駅からの距離が近い(徒歩5〜10分圏内)
- ✓複数路線が利用できる利便性の高さ
- ✓商業施設・医療・教育機関が充実
- ✓用途地域が商業地域・近隣商業地域
- ✓再開発・都市計画区域内
- ✓人口増加・転入超過エリア
坪単価が低いエリアの特徴
- −最寄り駅まで徒歩20分超、またはバス便
- −農振農用地・市街化調整区域内
- −人口減少・過疎化が進むエリア
- −工業地域隣接・騒音・振動あり
- −斜面地・傾斜地・変形地
- −浸水リスク・ハザードマップ該当エリア
坪単価から物件価格を逆算する方法
エリアの坪単価がわかれば、希望する土地面積から予算を逆算できます。
▶ 逆算例:坪単価80万円のエリアで検討する場合
30坪(約99㎡)
80万円 × 30坪
2,400万円
40坪(約132㎡)
80万円 × 40坪
3,200万円
50坪(約165㎡)
80万円 × 50坪
4,000万円
活用シナリオ
例えば「神奈川県川崎市の土地坪単価」を本サイトで確認してから、 希望の土地面積を掛け算することで、そのエリアで土地を購入する場合のおおよその予算感を把握できます。 建物の建築費(坪50〜100万円程度)を加えれば、注文住宅の総予算の目安にもなります。
注意点(路線価・実勢価格との違い)
路線価(国税庁公表)
相続税・贈与税の計算に使用される価格。実勢価格(実際の取引価格)の約80%が目安とされています。税務上の評価額であり、市場価格とは異なります。
公示地価(国土交通省・毎年1月1日時点)
国土交通省が毎年公表する標準的な土地価格。都市計画や公共事業の参考価格。実勢価格に近い水準とされますが、地点限定のデータです。
固定資産税評価額(市区町村)
固定資産税・都市計画税の計算に使用。公示地価の約70%が目安。3年ごとに評価替えされます。
本サイトの坪単価(実際の成約価格)
国土交通省が収集した実際の売買取引価格から算出。「実勢価格」に最も近い数値。市場の実態を反映した参考値として活用できます。